ご霊前とご仏前の違い!?
2024/10/28
一般的な仏教宗派では四十九日が過ぎるまでは「御霊前」と表書きしますが、浄土真宗の場合亡くなるとすぐに阿弥陀様に救われて極楽浄土に往生するという考え方なので、「霊」の状態がまったくありません。霊になる暇もなくいきなり仏になるわけです。
表書きでは、いきなり「仏」となるので「御霊前」の表書きは使わずに「御仏前」の表書きを使います。
※浄土真宗では「御霊前」は使いませんと本願寺の出版部発行の書物にもはっきりと書いてあります。
御仏前御霊前迷った時、使えるのが、
・浄土真宗以外の仏教宗派では四十九日までは「御霊前」(金封も御霊前でOK)
・四十九日を過ぎたら現金も品物も「御仏前」
・浄土真宗は四十九日関係なく最初から現金、品物どちらも「御仏前」
・宗派がわからないときは現金なら「御香典」「御香資」
・宗派がわからないとき線香やお菓子など品物なら「御供」
最初から 現金は「御香典」 品物なら「御供」にしてしまうのがおすすめです。